ふきのとうや水仙が咲き始めた頃、春を探しに散歩にでかけました。外出が難しい入所者様には、職員がお部屋へ春を届けに伺いました。

嚥下体操でパのつく言葉は？と聞かれパンダ、パンツ、パチンコと次々と出てきます。一人の方が「今日はパンが食べたいね」と言うと、午後のおやつにホットサンドの準備に入っていました。今日の中味はチーズ、あんこ、餃子の餡、キムチ、ツナマヨなど様々。美味しいのが分かっているから作る時から笑顔です。焼けて笑顔、仲間に届けて笑顔、食べて笑顔のおやつタイムでした。

毎日少しずつ桜の貼り絵を作り、当日に飾れて嬉しそうでした。コンサートが始まると入居者様もスタッフも笑顔が溢れます。観桜会のおやつは手作りが多く①桜饅頭②くず餅③りんごとぶどうのミルクゼリー④お汁粉⑤桜湯でした。歌いながら昔を思い出し、感極まる方もいました。皆様の希望で観桜会は時間延長して、一緒に歌い楽しみました。今年の観桜会も室内でしたが、皆様「楽しかった」と最後まで笑顔が満開でした。

50年の歴史があり、入居者様方にもお馴染みの漫画『サザエさん』の体操を行いました。『いつも明るく楽しいサザエさん一家』のように元気に大笑いしながらも、風船バレーも取り入れて気持ちの良い汗をかきました。

お花見の時期が来ましたが、コロナ禍で外出ができないため、皆で行楽弁当を食べて春の雰囲気を楽しみました。お稲荷さん作りをお手伝いしていただきました。「美味しい・・・またお願いします」と入居者様よりコメントを頂きました。

今日はあおもり桜マラソンが開催され、はくちょう荘の前は車の出入りが出来ず、食材運搬が出来ません。そこで、お昼ご飯は皆様と一緒に作ろうと言う事になり、何日も前から一緒にメニューを考え作りました。①グリンピースご飯②春キャベツのふわふわ卵焼き③春菊の白和え④エリンギとじゃがアスパラのバター醤油炒め⑤かぼちゃと新玉ねぎの味噌汁⑥手作り漬物（ミョウガの酢漬けといぶりがっこ）⑦デザート（フルーツ）白和えは菜の花の予定でしたが、お店で見つからず、入居者様が「春菊もうまいよ」と教えてくれ、本当に美味しかったです。手際の良さは流石です。車椅子の方も立ちあがり、白和えを作って皆様に喜ばれ、嬉し泣き。幸せな時間が今日もゆっくりと流れていきます。

今月の行事食です。今月は春が旬の食材を使い、季節の移ろいを感じられる献立を作成しました。その中でも筍の炊き込みご飯は評判がよく、何杯でも食べる事が出来ると、評判の一品になりました。

 コロナ禍のため、家族様との面会が出来なくなって久しいですが、『家族様からの電話をお繋ぎする』『ガラス越しの面会』『オンライン面会』を行っております。中には、家族様の笑顔と声に「涙出る」と泣き出す入居者様もおられます。コロナが収束し、入居者様方が大切な方々と直接お会いできる日が来ることを願って取り組んでおります。引き続き新型コロナウイルス感染症感染予防対策を徹底して参ります。

4月初旬に85歳を迎えるA様に誕生会を開催しました。ご本人様の得意なカラオケ大会を実施して皆で楽しい時間を過ごしました。