スタッフが自宅から摘み取った枝を移植して、大事に育てたミニトマトです。お日様が当たってとても甘くておいしいトマトが実りました。早速、ピザトースト作りです。彩りを考え、両手を使ってきれいにトッピング。最後はチーズをのせてオーブンで焼いています。皆様の笑顔から、有名シェフが作ったピザトーストよりずっと美味しかったようです。

毎年恒例となっているアイス屋さん（職員が扮する）が今夏も来ました。皆様、甘く冷たいアイスクリームが大好物！あっという間に完食されていました。青森の短い夏を楽しんで頂いて職員も大満足な一日でした。

猛暑や大雨が続き、野菜や花の水やり、草取りに苦労した今年の夏も終わりを告げようとしています。ゆく夏を惜しみ夏祭りを開催しました。大型絵本のおはなし会では、太平洋戦争の悲惨さを伝える物語として著名で小学校3年生の教科書にも載っている物語、『ちいちゃんのかげおくり』を職員が気持ちをこめて朗読しました。「戦争はもうすればまいね」「んだんだ」「涙出てくる」と話し合う入居者様方もおられました。　スイカ割り大会で入居者様方は大笑いし、日常生活から作った動画を観ながら、たこ焼き、アイスクリーム、お好み焼き、スイカを召し上がって頂き、夏祭りの雰囲気を楽しんで頂きました。

ねぶた囃子を流すと「ラッセラー、ラッセラー」と青森っ子の職員が真ん中に飛び出し跳ねまわり、意気軒高です。入居間もなくほとんどの時間を自室で過ごしておられるA様とB様も職員がお誘いすると「せば行ってみるか」と笑顔で参加してくださいました。入居者様方はスイカ割りに興じ、焼きそば、トウモロコシ、たこ焼きと収穫したばかりの枝豆をを召し上がり、夏の1日を楽しんでおられました。

久しぶりの晴天に恵まれたある日、中庭の畑からミニトマトやキュウリなどを収穫しました。今年は管理が上手くいったのか、例年より豊作となりました。

暑い日が続いたお盆に、涼を求めて納涼会を開催しました。ふわふわかき氷はお好みの味を選んでいただき、すいか割りの後には甘～く熟したすいかを召し上がっていただきました。まだまだ続く残暑へ向けて、美味しく楽しく暑気払いができたのではないかと思っています。

今年の、リラ畑はプランターにキュウリやトマトを植えました。食事時には実がなるのを今か今かと楽しみにしています。

大雨の日が続いていますが、その合間を縫って枝豆を収穫しました。さやがふっくらして粒も揃った枝豆に入居者様方は大喜びです。早速、豆を枝から外して頂きました。「これだば得意だよ」「懐かしいなあ」と会話もはずんでいました。キュウリと茄子も収穫し、お盆に飾る精霊馬と精霊牛も作って頂きました。

今月の行事食はお盆という事でお盆らしい、かつ食べやすく体力のつく献立にしました。皆さん、甘い甘納豆の入ったあまい赤飯はあっという間に完食され、おかわりをねだられるほど好評でした。

お盆はお赤飯と季節野菜を豊富に使った、あっさり味で体力も付く食べやすいお膳です。彩りもきれいで皆様喜ばれています。食前のデコポン酒はおかわりの方もいました。今年もお墓参りは出来ず、はくちょう荘でご先祖様に手を合わせています。「元気で生きているから」と先に亡くなってしまった奥様に声をかけている方や、父、母に思いを寄せて涙ぐむ方も一緒にお菓子を頂きながら、一人一人ゆっくりとお話して、ご先祖様に感謝して笑顔がこぼれます。

盆棚を設置し、お供えをしてご先祖様に手を合わせて頂きました。コロナ禍のため、入居者様方はお墓参りに行けませんが、皆様に亡き人と語り合い、在りし日を懐かしんで頂きました。A様が亡くなったご子息を想い、涙する姿が印象的でした。

入居者様方と職員とで精霊馬や精霊牛を作り、スイカや枝豆、カボチャ等、季節の野菜や果物、お菓子をお供えして精霊棚を設置しました。入居者様方は、コロナ禍でお墓参りには行けませんが、手を合わせ、ご先祖様を偲んでおられました。昼食は、給食部で準備してくださった彩も美しい『お盆の行事食』を召し上がって頂きました。甘納豆、金時豆がたっぷり入った甘めのお赤飯は入居者様方を笑顔にしてくれました。